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“有機EL以上”の新型IPS液晶搭載 おサイフとワンセグにも対応したグローバルモデル――「Optimus LTE L-01D」NEXTシリーズ

LGエレクトロニクス製のスマートフォン「Optimus LTE L-01D」は、その名の通りドコモのLTEサービス「Xi」に対応したAndroid端末。1.5GHzのデュアルコアプロセッサを搭載し、4.5インチのタッチパネルには、有機ELを上回る映像再現性を持つ新開発のIPS液晶を採用した。

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 NTTドコモのLGエレクトロニクス製「Optimus LTE L-01D」は、ドコモの次世代高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応したハイスペックなAndroidスマートフォン。

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「Optimus LTE L-01D」。ボディカラーはRedとBlack

 Xi利用時には下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部の屋内施設では下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)の通信が可能で、それ以外の場所でもFOMA網を使った下り14Mbps/上り最大5.7MbpsのHSDPA/HSUPA通信が行える。Xiに対応したAndroidはタブレットがすでに発売されているが、スマートフォンは音声通話が可能な点が一番の違い。もちろん、テザリング機能にも対応している。

 OSはAndroid 2.3を採用し、タッチパネルディスプレイは720×1280ピクセル表示の約4.5インチのTrue HD IPS液晶を装備した。この液晶はLGグループが開発したもので、「GALAXY S II」に採用されているSuper AMOLED Plusよりも色再現性が高く、消費電力も少ないという。また解像度は329ppiで、「iPhone 4S」のRetinaディスプレイ(326ppi)よりも高密度なのも特徴。さらにIPS方式のため視野角も広く、タッチ操作も繊細に行える。ボディはやや大きめだが、ラウンドフォルムの採用で手になじむデザインになっている。カラーバリエーションは印象的なRedと、定番のBlackという2色を用意した。

 CPUは、米Qualcommのデュアルコアプロセッサ「APQ8060」(1.5GHz)を搭載し、LTE通信と合わせて極めて高い処理速度を誇る。カメラは、アウトカメラが810万画素、インカメラが130万画素。1800mAhと大容量のバッテリーを備えた。また、Optimus LTEはすでに韓国で発売されているグローバルモデルだが、国内市場向けにおサイフケータイとワンセグを搭載。さらに、ドコモスマートフォンの共通インタフェースであるPalette UIにも対応している。

 そのほか、緊急地震速報(エリアメール)、ジェスチャー操作に対応したWebブラウザ、HDMI経由のミラーリング出力、DLNA連携、PCからスマートフォンを操作できる「LG On-Screen Phone」などの機能を搭載する。

「Optimus LTE L-01D」の主な仕様
機種名 Optimus LTE L-01D
OS Android 2.3
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約68×133×11.4ミリ(最薄部10.7ミリ ※暫定値)
重さ 約140グラム
連続通話時間 3G:約350分、GSM:約240分
連続待受時間 未定
アウトカメラ 有効810万画素CMOS
インカメラ 有効127万画素CMOS
外部メモリ microSDHC(8Gバイト同梱/最大32Gバイト)
メインディスプレイ 約4.5インチ HD(720×1280ピクセル) IPS液晶
サブディスプレイ
主な機能 HSDPA/HSUPA(下り14Mbps/上り最大5.7Mbps)、GPS、Wi-Fi(802.11b/g/n)、テザリング、Bluetooth 3.0、spモード、ワンセグ、おサイフケータイ、緊急地震速報(エリアメール)、エコナビ、Palette UI、DLNA ほか
ボディカラー Red、Black
発売日 12月発売予定

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