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調査リポート

モバイルサイトのアクセス実勢調査、2年前の端末がトップに――ビートレンド調べ

ユーザーがどの端末からケータイサイトにアクセスしているかを調べたビートレンドのアクセス実勢調査によると、「N905i」や「W53H」など、2年前の端末からのアクセスがトップとなっている。

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 ビートレンドは8月18日、携帯ユーザーがどんな端末からケータイサイトにアクセスしているかを調査する、アクセス実勢調査の結果を発表した。

 調査は、同社の携帯電話向け販促ツールを採用している企業の携帯サイトに、利用者がどの端末からアクセスしているかを調べる形で実施している。

 同調査によれば、キャリア別のアクセス数はNTTドコモが56.0%、auが36.6%、ソフトバンクモバイルが7.4%となった。auが4月の調査以来、7カ月間でシェアを5.7%拡大させ、NTTドコモとソフトバンクモバイルはゆるやかにシェアを下げている。特に、一時的に1割まで拡大したソフトバンクモバイルは2008年春を頂点に下降が続いている。

 キャリアおよび端末別のアクセストップ5は、NTTドコモは「N905i」がトップとなり、以下「P905i」「P906i」「SH905i」「SH906i」と並んだ。ランキング上位の端末はいずれも3%から4%台のシェアで、全体的に緩やかにシェアを下げている。

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トップのN905iは2007年11月16日発売の端末

 auでトップとなったのは「W53H」で、以下、「W61SH」「W63CA」「W52SH」「W62SH」と続いた。ソフトバンクモバイルのトップは「911SH」。2位以下は「913SH」「812SH」「923SH」「912SH」と並んでおり、923SHがシェアを少し伸ばしているものの、全体的にはランキング上位の端末のシェアが緩やかに減少している。

Photo Woooケータイ W53H(左)は2007年11月に発売。911SH(右)は2006年11月25日に発売された

 なお、各種サービスへの対応については、HTMLメール対応端末の割合が97.3%、Flash対応端末が99.4%、おサイフケータイ対応端末が91.7%だった。Flash対応端末のシェアは前回と変わらなかったが、HTMLメール対応端末とおサイフケータイ対応端末のシェアは拡大を続けている。

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