iPhoneユーザーとAndroidユーザー、利用動向の違いは――ノボット調べ:調査リポート
ノボットがiPhone/Androidユーザーを対象とする利用実態調査の結果を発表。EC経験や購入した商品、利用しているソーシャルメディアに違いが見られた。
ノボットは、2011年6月度のiPhone/Androidユーザー向けアンケート調査の結果を発表した。この調査は、6月10日から6月18日にかけて、スマートフォン向けアドネットワーク「AdMaker」を導入しているiPhone/Androidアプリの利用者を対象にWebアンケート形式で実施したもので。有効回答数は896人(iPhoneユーザー446人、Androidユーザー423人)。
調査によると、性別はiPhoneユーザーが男性69.5%、女性30.5%、Androidユーザーが男性71.9%、女性28.1%。年齢はiPhoneユーザー、Androidユーザーともに20代が30%強ともっとも多く、ついで30代が25〜30%近く、40代が20%強を占めている。
スマートフォンでのEC経験については、iPhoneユーザーの59.0%があると答えた一方、Androidユーザーは44%にとどまった。また、10回以上経験があると回答したiPhoneユーザーは16.8%、Androidユーザーは16.8%と大きな差があった。
スマートフォンから購入したものについては、iPhone/Androidユーザーともに「書籍・CD・DVD」がもっとも多く、ついで「家電・TV・PC」「ファッション」が挙がった。また、iPhoneユーザーはAndroidユーザーと比較して、「旅行・チケット」「食品・飲料・種類」を多く購入していた。
iPhoneユーザーが普段利用しているソーシャルメディアは、Twitterが54.5%、mixiが46.4%、Facebookが30.3%。一方、Androidユーザーは、mobageとGREEの利用割合が高い。
Androidユーザーにセキュリティ面の考えを尋ねる質問では、「非常に不安である」が18.6%、「やや不安である」が44.8%、「どちらともいえない」が23.3%、「あまり不安ではない」が11.1%、「全く不安ではない」が2.1%で、6割以上のユーザーが不安を感じていることが分かった。
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