コンビニ800店舗で太陽光発電、電力は全量売電自然エネルギー

サークルKサンクスは2013年5月から店舗の屋根に太陽光発電システムを設置していくことを明らかにした。発電した電力は全量電力会社に売電する。

» 2012年12月19日 07時00分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 太陽光発電システムを設置する店舗は、東北地方から中国地方に渡る地域の中で日照時間と日射量が期待できる店舗を選び出し、現地調査をした上で決める。設置する店舗はおよそ800店舗となる予定。店舗のほかに、一部の配送センターにも設置する予定だ。

 1店舗に設置するシステムは、屋根の広さに応じて出力が10kWのもの、12kWのもの、15kWのものの3種類を使い分ける。1店舗当たりの年間発電量としておよそ1万kWhを見込んでいるという。

 設置する太陽光発電システムはシャープ製(図1)。自立運転用コンセントも備えており、非常時は太陽光発電システムが発電した電力を店舗で利用することができる。

図1 サークルKサンクスが店舗に設置する太陽光発電システムの構成

 サークルKサンクスは売電収入を、店舗の省エネ対策のために投資するとしている。

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