NEDOの「新エネルギーベンチャー技術革新事業」は太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーと燃料電池・蓄電池を対象に、ベンチャー企業が開発中の有望な技術の実用化を後押しするプログラムである。技術開発の進捗状況によって4つのフェーズに分けて支援対象を選んでいる(図3)。
2007年度から実施してきた事業だが、新たに2016年度は合計19テーマを選んで助成金を交付する。4つのフェーズのうち実用化に向けた「基盤研究」の領域では5件を採択した(図4)。太陽光発電が2件、バイオマスが1件、その他の未利用エネルギーの基盤研究が2件ある。それぞれのテーマの研究開発費を最高5000万円までNEDOが負担する。
オプティマイザーは2005年に東京都の新宿区で創業したベンチャー企業で、太陽光発電をテーマにした基盤研究の1つとしてNEDOの採択を受けた。インターネット広告を最適化するサービスなどWebマーケティングの分野で事業を拡大した後に、2015年から小売電気事業者を支援するサービスを開始してエネルギー分野に進出した。現在は需要家を対象に電気料金の見直しと契約変更を支援するサービスも提供している(図5)。
蓄電池と太陽光発電で電力を安く使う、ベンチャー2社がシステム実用化へ
NEDOの新エネ事業、「ジャイロ追尾型太陽光」など3テーマが大規模実証へ
人工知能で電力需要を予測、日本気象協会が需給コスト削減に本腰Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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