3次元架台の活用や蓄電池の併設も、日本アジア投資のメガソーラー3件が稼働太陽光

日本アジア投資は、同社グループが投資する3つのメガソーラーが売電を開始したと発表した。

» 2020年05月08日 07時00分 公開
[スマートジャパン]

 日本アジア投資は2020年4月12日、同社グループが投資するメガソーラープロジェクト3件が完成し、売電を開始したと発表した。紋別市弘道太陽光発電所(北海道紋別市)、広野ソーラーパーク(福島県双葉郡広野町)、横津の丘太陽光発電所(北海道亀田群七飯町)の3カ所である。

 紋別市弘道太陽光発電所は、最大出力が15.7MW、予想発電電力量が年間約1万8993MWh(メガワット時)。売電開始は2020年2月。買取価格(FIT)は40円/kWh(税抜き)である。同発電所は、スマートソーラーとの共同投資案件となる。出力変動タ対策として蓄電システムを導入した他、パネルの設置角度を最大20度まで調整可能な3次元架台を使用。また、パネル表面への積雪回避のため、パネルを高い位置に急な傾斜角度で設置している。

photo 紋別市弘道太陽光発電所 出典:日本アジア投資

 広野ソーラーパークは、最大出力が2.7MW、予想発電電力量が年間約3290MWh。売電開始は2020年2月。買取価格(FIT)は40円/kWh(税抜き)。スマートソーラーとの共同投資案件である。採石場跡地を有効利用した、災害復興における地域のインフラ整備の一環として位置付けられた発電所である。

photo 広野ソーラーパーク 出典:日本アジア投資

 横津の丘太陽光発電所は、最大出力が2.0MW、予想発電電力量が年間約2301MWh。売電開始は2020年3月からである。買取価格(FIT)は36円/kWh(税抜き)。閉鎖された旧函館カントリークラブ横津ゴルフコース跡地を活用したメガソーラーだ。

photo 横津の丘太陽光発電所 出典:日本アジア投資

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