太陽ホールディングスは2022年5月16日、子会社の太陽グリーンエナジーが兵庫県三木市に14カ所目となる水上太陽光発カ所を開設し、発電を開始したと発表した。
太陽ホールディングスは2022年5月16日、子会社の太陽グリーンエナジーが兵庫県三木市に14カ所目となる水上太陽光発カ所を開設し、発電を開始したと発表した。
開設した「中央池水上太陽光発電所」は発電出力約2300.1kWの水上メガソーラー。年間発電量は一般家庭1000世帯分に相当する、約3013MWh(メガワット時)を見込んでいる。
一般に太陽光パネルは温度が上昇すると発電量が減少する性質があるが、水上設置型は水面の冷却効果により太陽光パネルの温度上昇を抑えられるため、陸上設置型に比べて発電効率の点で有利だという。また、水面への日射をさえぎることによるアオコ発生の抑制も期待できるという。
太陽グリーンエナジーは、2015年10月21日に嵐山花見台工業団地(埼玉県比企郡嵐山町)の調整池にて同社初となる水上太陽光発電を開始。今回の中央池水上太陽光発電所を含め、これまでに埼玉県、兵庫県、奈良県、三重県、岐阜県、愛知県、香川県の7県で計14基の水上太陽光発電施設を開設している。
今回の中央池水上太陽光発電所の開設によって、同社の保有する太陽光発電の年間総発電量は一般家庭8400世帯分に相当する約25GWhを見込んでいる。これは太陽ホールディングスのエレクトロニクス事業における電力消費量を上回る規模だという。
なお、太陽ホールディングスの子会社である太陽インキ製造は2018年よりApple向け製品の生産を、100%再生可能エネルギー由来の電力でまかなっている。
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