積水化学工業と積水ソーラーフィルムは2026年9月15日、鹿児島銀行、南国殖産と共同で、鹿児島県志布志市において新たな仕様のフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始したと発表した。
積水化学工業と積水ソーラーフィルムは2026年9月14日、鹿児島銀行、南国殖産と共同で、鹿児島県志布志市において新たな仕様のフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始したと発表した。
フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、軽量かつ柔軟という特徴を持ち、ビルの壁面や耐荷重の小さい屋根、あるいは車体などの曲面といった、さまざまな場所に設置できる。また、塗布などによる連続生産が可能であること、レアメタルを必要としないなどのメリットがあり、次世代の太陽電池として今後の普及が期待されている。
今回の実証で検証する新仕様のフィルム型ペロブスカイト太陽電池は、既に積水ソーラーフィルムが事業化している金属屋根向けモデルを、シート仕様に改良したもの。より軽く、さらに柔軟性を生かすことができ、コスト面でもメリットがあるという。
実証は鹿児島銀行志布志支店の施設屋根上で実施する。台風や塩害の影響が想定されるエリアにおいて、施工性をはじめ、耐風圧および耐塩害の評価を中心に検証する狙いだ。同時に特殊金具による「連続設置仕様」の実証も行っており、屋根面積におけるフィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置容量の最大化を目指すとしている。
実証期間は2026年9月4日から3年間を予定している。
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