最新記事一覧
量子コンピュータ向けの極低温配線技術を開発するオランダの Delft Circuitsは、「Cri/oFlex」と呼ばれる革新的な量子コンピュータ向けケーブル技術を開発した。製品の詳細と開発の狙いを同社CEOに聞いた。
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携帯電話の規格と同様に、Wi-Fiの規格も進化を続けており、Wi-Fi 6Eはその中でも新しい規格となります。6GHz帯を使用する同規格の登場で、干渉テストはどう変わるのでしょうか。
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ルネサス エレクトロニクスは、通信速度400Gまたは800Gビット/秒の光通信ネットワークおよび有線ネットワーク向けに、シンクロナイザーやジッタ減衰器機能を搭載したタイミングデバイス「RC32614」を開発、量産を開始した。
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本連載は初めてオシロスコープを使う人を対象にその基本的な使い方や使用上の注意点を解説していく。今回は、「電圧軸」「時間軸」「トリガー」の基本的な設定について説明する。
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今回はスペクトラムアナライザーの構造や基本的な設定、仕様上の注意点について解説を行う。
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今回は、無線通信機などの高周波を取り扱う機器の開発、生産、保守の現場では必須の測定器、スペクトラムアナライザーについて解説を行う。
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ユニバーサルカウンターについて解説する第2回。今回は、「ユニバーサルカウンターの構造」「ユニバーサルカウンターの仕様の見方」について説明する。
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シリコン・ラボラトリーズは、5G(第5世代移動通信)対応ジッタ減衰器ファミリー「Si539x」に新モデルを追加した。源発振機能を内蔵し、高速ネットワーク設計のPCBレイアウトを簡素化する。水晶振動子も組み込まれており、AEノイズに対し高い耐性を持つ。
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アナログ・デバイセズは、高集積マイクロ波アップコンバーター「ADMV1013」とダウンコンバーター「ADMV1014」を発表した。24GHz〜44GHzの周波数範囲で動作でき、5Gトランシーバーの小型高性能化が可能になる。
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2018年11月7日、920MHz帯を使用するLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク規格「IEEE 802.11ah」の国内利用実現に向け、56の企業および団体により「802.11ah推進協議会」が発足した。
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通信会社やメーカーなどが参加する「802.11ah推進協議会」が発足。“IoT向けWi-Fi”の国内利用を目指し、各種トライアルや関係機関への働きかけを行う。「920MHz帯で802.11ahを利用できるようになれば、先行するLPWAが抱えている課題の大半を解決できる」という。
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IDTは、40G、100G、400Gイーサネットタイミングアプリケーション向けに、優れた位相ノイズ性能を備えたジッタ減衰器「8V19N474」とクロックシンセサイザ「8V49NS0x12」を発表した。
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産業技術総合研究所(産総研)は、光スイッチを用いた「ダイナミック光パスネットワーク」技術を開発、そのテストベッド(試験用ネットワーク環境)を東京都内に構築し、実運用を始めた。
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アナログ・デバイセズは2016年9月、RFとマイクロ波用の高性能標準モジュール「HMC-C582」「HMC-C583」「HMC-C584」「HMC7891」を発表した。全ての機能が統合された密閉式モジュールで、製品を設計する際の試作・実験プロセスを短縮するという。
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リニアテクノロジーは、動作周波数範囲300MHz〜6GHzのダイレクトコンバージョンI/Q復調器「LTC5586」を発売した。
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リニアテクノロジーは、動作周波数範囲300MHz〜6GHzのダイレクトコンバージョンI/Q復調器「LTC5586」を発売した。80dBmのOIP2と60dBcの側波帯抑制で、レシーバー性能を改善する。
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IoT(モノのインターネット)機器をモバイルネットワークに接続する「セルラーIoT」の標準化が進んでいる。エリクソン・ジャパンは2016年6月16日に横浜市で記者説明会を開催し、セルラーIoTの技術解説やデモを行った。
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日本電波工業は、小型水晶振動子とジッタクリーナICを一体化したアッテネータ「NW6060MA」を開発したと発表した。300フェムト秒の低ジッタ特性を備え、高精度発振源の構築に対応する。
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1925年に大誕生したラックスマン。ブランドとしてのラックスはその翌年に生まれたが、社名になったのは1961年のことだ。だから今でもぼくの周りにいるオーディオマニアくん達はラックスマンでなく“ラックス”と呼ぶ。
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アナログ・デバイセズは、JESD204B規格に対応した高性能クロックジッタ・アッテネータ「HMC7044」を発表した。50fsの超低RMSジッタに、2つのフェーズ・ロック・ループと低位相ノイズのアーキテクチャが優れた性能を発揮する。
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IDTの「F2255」と「F2258」は、RF電圧可変アッテネータ(VVA)シリーズである。GaAs(ガリウムヒ素)ベースの既存製品に比べて、直線性を1000倍改善している。
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今回はバネ・マス・ダンパ系の方程式を無償ソフト「FreeMat」で解いてみる。
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ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2015年2月25日、Bluetooth Low Energy(Bluetooth SMART)用RFトランシーバとして「世界最小の消費電流」を実現する技術を開発したと発表した。近く、同技術を用いたマイコンを製品化する方針。
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Integrated Device Technology(IDT)は、2014年より新たな成長戦略に取り組んでいる。通信インフラや高性能コンピュータおよびパワーマネジメントを主なターゲット分野に掲げ、Rapid IOやRF、メモリインタフェース、ワイヤレス給電などに向けたユニークなIC事業に注力していく。
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ローデ・シュワルツ・ジャパンの「R&S CMA180」は、アナログ無線機の送信/受信系の試験に必要な機能を1台に搭載した無線機テスタである。民生用および業務用無線機システムの総合試験用途に向ける。
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オペアンプを用いてVCA(電圧制御アンプ)の利得を線形化するアイデアを紹介する。
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液晶リターダの中赤外タイプ。簡単にリターダンスを制御できる。
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年代もののトリガー掃引オシロスコープは多くの用途でいまだに使われている。古いオシロでも、外部遅延線と等化器(イコライザー)を追加すれば、“アップグレード”が可能だ。
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スマートフォンやタブレット端末に代表されるモバイル機器は多機能化や無線周波数帯のマルチバンド化が継続しており、筐体の限られた容積の中にそれらを詰め込むため、電子部品には引き続き小型化が強く求められている。それに応えるべく、寸法が0.2×0.1mm程度と極めて小さい抵抗やインダクタ、コンデンサがお目見えした。
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ラックスマンから、電子制御アッテネーター「LECUA」や高音質帰還回路「ODNF」の最新バージョン3.0を搭載したトランジスタ式プリメインアンプ「L-507uX」が登場。
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アジレント・テクノロジーのDSOX 90000Qシリーズは帯域幅が最大63GHzと極めて広いリアルタイムサンプリングのデジタルオシロスコープ。32Gビット/秒の高速シリアル信号を、基本波である16GHzの3次高調波まで取り込んで、高い精度で波形を観測できる。
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計36回にも及ぶ連載をテーマごとに区切り、まとめました。「オームの法則」という最も基本的な数式から始まった連載が、「オペアンプ」や「Band Gap Reference」といったアナログ回路につながっていく道筋を理解できるはずです。
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アバゴ・テクノロジーの「MGA-43128」は、同社独自の0.25μm p型HEMTプロセスを採用することで、高利得と高線形性を実現した。利得は33.4dB、変調精度(EVM)が2.5%のときの線形出力は29.1dBmである。
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計測器は電子機器の開発や製造に欠かせないツールであると同時に、それ自体が極めて精密な電子機器でもある。取り扱いに注意しなければ、正しい測定結果が得られなかったり、故障してしまったりする危険性があるのだ。本稿では、信号発生器とオシロスコープ、ネットワーク・アナライザについて、発生件数の多い故障とその原因、そして防止方法を解説する(EDN Japan編集部)。
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一般家庭に無線機器があふれ返る現代。機器メーカーは、標準規格に準拠した半導体チップやモジュールを利用すれば、比較的容易に無線機能を組み込める。しかし規格の林立や機器の複雑化などで、無線設計の不具合からは簡単に逃れられないのが実情だ。その不具合を確実に捕捉し、原因を追究する道具が必要になる。無線設計に欠かせない測定器であるスペクトラムアナライザが近年、この要求に応えるべく進化を遂げている。
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3GHz機と4.5GHz機、8.5GHz機を用意した。測定性能と掃引速度、使い勝手を高め、消費電力を低く抑えつつも、価格については競合他社機と同じに設定したという。
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かつては別々の機器に散らばっていた数々の機能が、現在では1つの機器に集約されるようになってきた。いまや携帯電話機もテレビも自動車も、多様な機能を複合的に備えている。そうした機器を高い品質で開発し、高いコスト効率で量産するには、複合的な機能が相互に及ぼす影響を包括的に評価できる計測システムが必要だ。所要の計測機能を過不足無く搭載し、さまざまな形態の信号を多チャンネルで同期をとりながら評価できるシステムを実現したい――。開発/製造現場のこうした声に応えるツールとして、モジュール型計測器の存在感が高まっている。
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計測器メーカー大手のアジレント・テクノロジーが、モジュール型計測器に本格的に参入する。デジタイザ(A-D変換モジュール)や任意波形発生器、オシロスコープ、ベクトルシグナルアナライザ(VSA)など、機能が異なるモジュール合計47機種を2010年9月14日に一挙に発売し、出荷も即日開始した。
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RFスイッチの分野では、電気機械式、PINダイオード、GaAsといった従来型に代わって、バルクCMOS、MEMS、SOSなどを採用した新しい製品が徐々に増えつつある。これらは、従来のスイッチに比べて占有面積が小さい、寿命が長い、といったメリットを持つ。ただし、こうしたメリットに目を向けるだけではなく、それぞれの仕様が要件に合っているか否かを正しく見極めることが重要だ。
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前回までは、エミッタ接地増幅回路を説明してきました。今回はエミッタ接地回路の特性をさらに向上させるサプリメントのような「エミッタ・フォロア(コレクタ接地)回路」を紹介します。
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今回は、前回説明した共振現象の応用例として、フィルタ回路を取り上げます。フィルタ回路は、インダクタンス(L)、コンデンサ(C)、抵抗素子(R)のいずれかを組み合わせて構成します。
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ロジテックは、iPhone 3G/3GSとボイスメモ機能を搭載したiPodで利用できるマイク付き録音アダプターを発売する。指向性のステレオマイク2本を90度の角度で配置し、「人間が耳で聞くのと同様の効果を再現する」という。
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Wi-Fi機器や携帯電話機による通信が普及するに連れ、音声/データに常時アクセスできる環境を求める声が高まっている。このような環境を実現するために数年前に登場したのが、Wi-Fiと携帯電話を融合したFMCだ。しかし、FMCには課題も多く、世界的な規模での普及には至っていない。本稿では、そうした課題の1つであるテスト手法について取り上げ、主にWi-Fiの“モバイル性能”を統合的に評価する方法を紹介する。
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高速入出力インターフェース技術であるPCI Express(PCIe)は、組み込み機器でも利用が進んでいる。組み込み機器において、PCIeによるギガビット/秒レベルの高速伝送を支える重要な要素が、クロックをいかに分配するかということである。本稿では、ジッターが小さく、不要輻射の少ないクロック分配技術について解説する。
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スイッチングレギュレータの高周波対応が進んでいる。それに伴い、ダイオードのターンオン特性にも注目が集まるようになってきた。ターンオン特性によっては、スイッチングレギュレータを構成するICが故障してしまう可能性があるからだ。本稿では、このターンオン特性を正しく測定する方法について解説する。
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無線LANのパフォーマンスは「干渉」に大きく影響される。今回は距離や無線LAN以外の電波――例えば電子レンジ――が無線LANのパフォーマンスにどういった影響を与えるかを検証する。
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無線LANの伝送速度は、なぜ規格どおりの速度で通信ができないのだろうか? その3つの理由を探る今回の調査。これまで「伝送媒体の違い」「メディアアクセス制御の違い」が与える影響について調査してきたが、今回は伝送レートの切り替えによる影響を調査する。
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ヤマハの「S2000シリーズ」は、同社としては久々となるピュアオーディオコンポーネントだ。全段バランス設計という、オーディオファンにはたまらない回路構成を採用したプリメインアンプの「A-S2000」を中心に見ていくことにしよう。
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信号発生器を購入する際には、データシートを注意深く読み解く必要がある。印象的な機能を持ち、魅力的な価格で提供されるたくさんの製品の中から、自分の用途に合ったものを的確に選び出すのは意外に困難なことだ。そこで本稿では、信号発生器の選び方、さらには使い方においてポイントとなる事柄をまとめてみたい。
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