宇宙下着の技術、着るだけで加齢臭を防ぐアンダーウエア

» 2011年09月21日 14時52分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
MXP MXP ウォーム 丸首長袖シャツ

 ゴールドウインは、着るだけで加齢臭や汗のにおいを大幅に減少する素材を使った秋冬用アンダーウエアを発売した。また、枕カバーも新色を追加する。

 この特殊素材「マキシフレッシュプラス」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とコラボレーションしたもので、「宇宙オープンラボ」で開発された宇宙下着の技術を応用する。ゴールドウインでは、マキシフレッシュプラスを使ったアンダーウエアを「MXP」ブランドで2010年春夏から展開している。

 同素材は、加齢臭や汗のにおいのもとになる臭気成分(ノネナール、アンモニア、酢酸、イソ吉草酸)を大幅に減少させるほか、雑菌の発生や繁殖を抑えてにおいのもとになる菌の働きを抑制する。

 秋冬用アンダーウエアには、吸湿発熱素材を使用しているため、カラダから出る水蒸気を吸って繊維自体が発熱する。男性用のラインアップは、「MXP ウォーム 丸首長袖シャツ(2980円)」「MXP ウォーム 深Vネック9分袖シャツ(2980円)」「MXP ウォーム ロングパンツ(2980円)」の3種類。

 シャツは、動きやすさを高める広めの肩幅とアームホールとし、脇の可動域を広げすそあずり上がりにくい設計にした。また、パンツは独立した前立てとし、股関節の可動域を広げる裁断設計で足を振り出しやすくしてある。

 一方、「MXP ピローケース(枕カバー)」の価格は1980円。2010年4月から展開しているブルーやグレーに加えて、グリーン、ピンク、ダークブラウン、サンドベージュ、サックス、ネイビーといった新色6色を追加する。サイズは43×63センチ。

MXP 枕カバーの新色

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