本田技研工業は、新設計の700ccエンジンを搭載する大型バイク「NC700X」を2月24日に発売する。同社の「ニューミッドコンセプト」シリーズの国内導入第1弾だ。価格は64万9950円(ABS装着モデルは69万9300円)。
新たに開発した700cc直列2気筒水冷4ストロークOHCエンジンは、燃焼の高効率化と低フリクション化を徹底的に追求。ピストンに樹脂コーティングを施すとともに、摩擦を低減するローラー式ロッカーアームに二輪車として初となる軽量アルミ素材を使った。最高出力は37キロワット(50馬力)/6250rpm、最大トルクは61ニュートンメートルを発揮し、燃費はリッター41キロ(時速60キロ定地走行テスト値)となる。
ダイヤモンドフレームの車体に、高い路面追従性を持つ前・後サスペンションを採用。同社のモーターサイクル作りの新たなコンセプトである「クロスオーバーコンセプト」思想に基づき、躍動感にあふれたスタイリングとした。エンジン搭載レイアウトの変更とシート下に配置した燃料タンクにより、従来の燃料タンク部に容量21リットルのラゲッジスペースを確保した。
ボディサイズは2210×830×1285ミリ(全長×全幅×全高)、シート高は830ミリ、車両重量は214キロ。ボディカラーには、パールサンビームホワイト、マグナレッド、ダークネスブラックメタリック、デジタルシルバーメタリックの4色を用意する。
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