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宮城県民、球界参入してほしいのは「ライブドア」56.4%──C-NEWS調査

» 2004年10月07日 16時27分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は10月7日、宮城県在住の15歳以上のインターネットユーザー500人を対象に「ライブドアと楽天のプロ野球新規参入」に関する調査結果を発表した。

 これによると、「ライブドアと楽天、どちらに熱意を感じるか」では「ライブドア」が43.4%で、「どちらかといえばライブドア」23.4%を合わせると66.8%がライブドアと回答。「楽天」は3.2%で、「どちらかといえば楽天」を合わせても7.2%という結果になった。回答理由としては「最初に参入表明し、最初から仙台を指名した」とするものがほとんどだった。

グラフ ライブドアと楽天、どちらに熱意を感じるか

 また、「どちらの球団に参入して欲しいか」でも全体で38.4%がライブドアを支持しており、「楽天」の5.4%を大きく上回った。「どちらかといえばライブドア」を合わせると56.4%と過半数を超える。とはいえ、「熱意を感じる」での回答と比較するとライブドアは約10ポイント低下し、逆に楽天は7ポイントほど上昇していることから、同社では、「熱意の感じ方」と「現実の参入要望」に若干の温度差があるとみている。支持理由としては、ライブドア派は「最初から仙台を指名してくれた」「熱意、誠実さを感じる」という回答が目立ち、楽天派は「経営が安定している」「資金力の豊かさ」「知名度」を挙げる声が多かった。なかには、ベガルタ仙台ファンが「楽天がヴィッセル神戸を所有している点が不満」でライブドアを支持するという意見もあった。

グラフ ライブドアと楽天、どちらの球団に参入して欲しいか

 「ライブドアの堀江貴文社長と楽天の三木谷浩史社長どちらに親しみを感じるか」では、ライブドアの堀江社長支持が高く、「どちらかといえば〜」を合わせると64.4%が堀江氏と回答、三木谷氏と回答した12.4%を大きく上回った。

グラフ ライブドアの堀江社長と楽天の三木谷社長どちらに親しみを感じるか

 なお、「宮城県仙台市を本拠地とするプロ野球球団ができたら応援するか」という質問には、ほぼ4人に3人の「応援する」が75.2%で、「応援しない」5.0%に大差をつけた。「球団ができたら、経済効果、監督、選手、ファンサービスなどで期待すること」では経済効果を期待する声が目立った。

 調査は9月29日に実施、500人の内訳は男女各250人。仙台市在住は309人、仙台市以外在住は191人。

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