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会社の同僚が並ぶSNSの「友人一覧」って…Survey Weekly Top10

» 2005年02月16日 17時29分 公開
[松山由美子,ITmedia]

 SNSの普及に関する調査が2位に入った。過半数がサービス名を聞いたことがないなど浸透するにはまだ時間がかかる? とはいえ、サービス名を意識せずに利用していたりするケースもありそうだ。

 SNSの「招待制」については、「コメントに責任が持てる」「安心できる」「冷やかしを防げる」などそれなりに支持されているようだが、「実名では登録していない」人が60.5%もいる。なんか矛盾しているような。匿名登録で「コメントに責任」は??だし、フツーの掲示板と変わらない気がするのだが。

 筆者はといえば、SNS上での友人を見ても、会社の同僚や毎日のように連絡を取っている人などが並び、果たして意味があるのかどうか。わざわざSNSにつないで、斜め後ろに座っている人にメッセージを送るのもどうよ。普通のメールでいいだろう。というより振り向いて話せ。まったくSNSを活用できていない筆者は、こんな仕事をしてるわりには、狭い世界で生きてるとSNSによって改めて思い知らされたりする。

 と書いていると、ちょうど、主婦の友人からケータイにメールがきた。オンラインで株式投資をしてみたい、などと最近にわかに“IT”づいてる彼女についでに聞いてみた。「SNSって知ってる?」「サザン?」それはSAS。「ソーシャルネットワーキングサービスだよ」「ソーシャルってShall weダンス?みたいなの?」それはソーシャル・ダンスやがな、とツッコむ気力ももはやない。わざとボケとるんかと思ったが、そうでないところがすばらしい。ちなみに彼女はW大の英文科卒で、筆者よりはるかに頭は良い。やっぱり普及への道はまだ遠いかも…。

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