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“ネット”は手段ではなく目的なのかSurvey Weekly Top10

» 2005年04月13日 16時59分 公開
[松山由美子,ITmedia]

 トップは先週のトップ10記事。ユニークなタイトルの記事が並ぶPCUPdateチャンネルにあってはトップ10記事が1位をゲットするのは珍しいが、サーベイチャンネルでは、毛色の違ったタイトルのトップ10は目を引くので予想以上にアクセスが多い。ニュース記事を読んでもらいたいので、最近はあまり目立たないように気を配ったりすることもある。これでも。

 実質?トップは「ゴールデンウィークの過ごし方」についての調査記事だ。GWは自宅で過ごすという「骨休め派」が、家で何をするかのトップは「ネット」という結果に。設問の選択肢自体が「インターネットをする」なので仕方がないのだが、インターネットですることといっても多岐にわたる。

 自分のブログを立ち上げようと思っている人、ネットショッピングをしようと思っている人、ネットで映画をみようと思っている人、ただだらだらネットサーフィンしようと思っている人では、かなり違う行動のような気がするが、ひとまとめにしてしまってよいものだろうか。筆者なぞ「仕事をする」だって“ネット”をすることになる。さらに、ケータイでメールを送ったり、コンテンツをみたりするのも“ネット”していることになる。

 インターネットを使う環境がデフォルトの身にとっては、「インターネット」は目的ではなく、何かをするための手段だと思っていたのだが、まだまだひとくくりに“ネット”をするとまとめるほうがわかりやすいくらいの浸透度ということだろうか。

 もっとも、何をするかの境目があいまいなのも事実で、友人とチャットしながら、ショッピングサイトをのぞいたり、動画を見ながらメールの返事を書いていたり、さまざまの行動を並行して、シームレスに行えてしまう。そう考えると、インターネットで何をしようが最終的には“ネット”をする、のひと言でまとめてしまえるということか。

 一応断っておくが、筆者が「インターネットで仕事をしている」状況は、もちろん境目クッキリである。

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