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» 2010年11月18日 20時55分 UPDATE

Twitter「3つの弱点」を克服するクライアントアプリ

フライトシステムコンサルティングは、PC用のTwitterクライアント「TweetMe AIR版(仮称)」の提供を12月中旬から下旬に開始する。EvernoteやGoogleカレンダーなど各種サービスと連係し、Twitterの「(ツイートが)残らない」「検索が不完全」「(得られる情報は)テキストのみ」という弱点の克服を図っている。

[藤村能光,Business Media 誠]

 フライトシステムコンサルティングは、PC用のTwitterクライアント「TweetMe AIR版(仮称)」の提供を12月中旬から下旬に開始する。GoogleカレンダーやEvernoteとの連係を図り、Twitter上の情報をウィジェットで管理する「マルチソーシャルプラットフォーム」を志向している。同社が提供してるiPhone向けTwitterクライアント「TweetMe」の基本機能も備える。

 Adobe AIRを活用して構築したマルチカラム構成のTwitterクライアント。タイムラインやメンション、ダイレクトメッセージなどを表示する画面は、HootSuiteやTweetDeckといったマルチカラム構成のTwitterアプリに類似している。タイムライン横の右カラムには、各種Webサービスのウィジェットを表示する。

 フライトシステムコンサルティングの杉山隆志取締役はTwitterの弱点について、「(ツイートが)残らない」「検索が不完全」「(得られる情報は)テキストのみ」の3点を指摘。TweetMe AIR版(仮称)では、各種Webサービスとの連係により、タイムライン上のToDoやグルメ情報、他ユーザーとのやりとりの履歴をWebサービスと連係して管理できる。これを通じて、Twitterの課題の克服を図る。

image TweetMe AIR版(仮称)のイメージ図

 ウィジェットとして連係する予定のサービスはGoogleカレンダー、Evernoteのほか、プロジェクト管理サービス「Backlog」、位置情報サービス「ランブリン」、Twitter上の情報を管理するWebサービス「Kizna」(11月末に提供を開始する予定)。ウィジェットとの連係サービスはオプションで、有償課金となる。

連係サービス サービス内容 TweetMe AIR版(仮称)における用途
Googleカレンダー オンライン上でカレンダー情報を登録・共有できるWebサービス タイムライン上に流れるスケジュール情報をGoogleカレンダーに登録
Evernote インターネット上の情報を「ノート」として保存できるWebサービス Evernoteに保存している情報をTweetMe AIR版(仮称)上で検索、表示
Backlog プロジェクトの課題や進ちょくを管理できるWebプロジェクト管理サービス タイムライン上にあるユーザーからの改善要望やバグ報告の情報を、ToDoリストとして登録
ランブリン ツイートに位置情報を付与し、地域情報と連係させるWebサービス 店舗やランドマークに関連するツイートの情報を、ランブリンで検索できる。予定としてランブリン上に登録可能
Kizna ツイートやメンション、DMなどの顧客情報を管理するWebサービス Kiznaの各種データをTweetMe AIR版(仮称)から参照・登録可能

 例えばWebサービスを開発している企業がBacklogを使っている場合、Twitterのタイムライン上でユーザーからのバグ報告や機能改善要望などを見つけ、TweetMe AIR版(仮称)から即座にBacklogに登録し、メンバーに作業の指示が出せるという。

Backlogとの連係ランブリンとの連係Kiznaとの連係 TweetMe AIR版(仮称)と連係するWebサービス。写真左からBacklog、ランブリン、Kizna

 Evernoteとの連係にも注力する。ツイート内の単語をドラッグすると、その単語の記載があるEvernote内の「ノート」をウィジェットに表示する。またキーワードと時間をあらかじめ登録しておくと、その時間内でキーワードを含むツイートをEvernoteに保存できる。Webプロモーションの評判測定といった用途が考えられる。

Evernote検索タイムライン自動クリッピング オプションで提供するEvernote検索機能(左)とタイムライン自動クリッピング機能

 2011年には、Facebook、Myspaceとのウィジェット連係機能も提供する予定としている。

 フライトシステムコンサルティングは、iPhone向けTwitterクライアントのTweetMeを既に提供している。ツイートのポップアップ画面でキーワードを選択し、GoogleやWikipedia、Amazonで単語の意味や価格、評判を調べたり、ツイートやハッシュタグの検索結果をEvernoteにワンクリックで保存したりできる。TweetMe AIR版(仮称)では、これらの基本機能も踏襲する予定だ。

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