愛されるのは、話し上手より「聞き上手」ちょっとした気づかい

まずは「聞き上手」になることを心がけてみましょう。

» 2015年02月10日 05時00分 公開
[森本早苗,Business Media 誠]

集中連載:ちょっとした気づかい

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 この連載は森本早苗著、書籍『ちょっとした気づかいがあなたの人生を変える』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。

人間関係がうまくいっている人に共通する要素があります。それは、「気づかい上手である」ということです。

 ・お礼の手紙は手書きで丁寧に書く
 ・いつもはっきりした声を出す
 ・「いつでもいい」と言われてもすぐに行動する
 ・相手の家族のことも気づかう
 ・おしゃれであるよりも、まずは身ぎれいな服装をする

「気づかい」は、お金もかからず誰でもすぐにできるとても大切なスキルですが、意外にできていない人が多いのも事実。

この本では、55年間トップセールスを記録し続けているカリスマポーラレディが日々実践している「気づかいの極意」をはじめて公開しています。83歳の今もなお現役で、成果を出し続けていられる理由がこの「気づかい」にあるのです。


話し上手を目指さない

 「人をひきつける話をするのが苦手」という相談を、よく受けます。

 ですが、あなたが落語家や芸人でもない限り、「話し上手」になる必要なんてありません。むしろ、「聞き上手」になるほうが相手とのコミュニケーションを図れます。

 私は昔から誰にお会いしても、まず「聞き上手」になることを心がけてきました。おかげで「これは、森本さんだから言うのだけれど……」と、たくさんの人に言われてきました。

 「○○さんだから言うのだけれど……」という言葉は、親密度の1つのバロメーターになります。この言葉が出ると、相手は一層プライベートな悩みや、コンプレックスなどを私に打ち明けてくださるような気がするのです。

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