連休明けに限らず、いつもやる気がないように見えてしまう。でも、その原因はあなたにあるのかもしれませんよ?
やる気が仕事に影響するのは、部下も上司も同じこと。互いが少し気をつかうことでやる気が引き出され、職場に活気をもたらすことができる。今回は、互いのやる気を引き出すための、ちょっとしたテクニックを紹介する。
「うちの部下は言われたことしかやらず、イマイチやる気がないようだ」と思っている上司。「主体性をもって行動したのに、止められた。何をしようとしても、蚊帳の外に置かれている気分」という部下。
立場の違いゆえに生じる理解の食い違いのために、気持ちよく仕事ができないとしたら、これほど残念なことはない。
本記事では、このような食い違いを解消するために、互いの考えを「私は……思う」という自分を主語にした形で話すことを提案している。
「うまくほめられない・叱れない」「ほめても叱っても効果がないように感じる」――ほめても叱っても部下は育たないと語る著者は、自らの原体験から、育てるためには「うみの言葉」が必要であると解説している。
「うみの言葉」とは、
う……受け入れる
み……認める
を指している。部下がどんな状態でも“受け入れて認める”ことが、部下の成長を助けるという。
上からも下からも「あれはまだか、これはまだか」とせっつかれる中間管理職だが、上司だってたまには「ほめられたい」と思うもの。感謝されればやる気も出る。
「ありがとうございました」「助かりました」というひと言で、案外、上司のやる気は高まるものなのだ。
「仕事は、自分でつかみ取って覚えていくもので、誰かが教えてくれるのを待つものではない」――こんな考えを持つ40代以上からすると、若者の口から出てくる「習っていません」という言葉は、受け身に聞こえ、やる気がないように感じてしまう。
でも、その言葉を使ってしまう若者には若者なりの理由があるようで……。
本記事では「習っていません」という言葉を、自然と若者が使わなくなるようなアプローチ方法を紹介している
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