「英語が得意」と感じるようになるのは、TOEIC何点から?

» 2016年08月26日 19時08分 公開
[ITmedia]

 楽天リサーチは8月26日、英語に関する調査結果を発表した。約7割が英語を「苦手」と感じており、TOEIC700点以上から「得意」と感じる人が増えることが分かった。また、「日本人は英語が苦手」と7割強が感じているが、勉強に対する意識は大きく分かれるのだという。

約7割が英語に苦手意識を持っている

 「英語が得意か」との質問には、約7割(69.6%)が「苦手/とても苦手」と回答。一方で「得意/とても得意」と感じているのは8.7%だった。得意・不得意の意識の差とTOEICの獲得スコアには関係があり、TOEICスコア700点以上の回答者は7割以上が「英語が得意」と回答していたのに対し、699点以下の回答者の7割以上は「分からない/どちらとも言えない」または「英語が苦手」と回答した。

TOEIC700点を境に英語に対する得意意識が生まれ始めるようだ

 「英語が得意」と回答した人が英語力を生かして実践しているものは、「海外旅行をする」(44.8%)が1位。「英語の曲を歌う」(29.9%)「外国人と定期的に交流をしている」(27.6%)「英文の書籍や新聞を読んでいる」(25.3%)――と続く。海外旅行や外国人との交流は、女性の方が回答者数が多く、英語を生かしてアクティブに行動する傾向があると分かった。

 日本人の英語力についての意識は、74.2%が「低い/とても低い」と回答。苦手な英語を勉強する重要性を感じているか――というと、36.7%が「重要でない(重要でない、まったく重要でない)」、28.7%が「重要(重要、とても重要)」と考えており、結果が分かれた。

 また、「英語を勉強することが嫌い/とても嫌い」と答えたのは全体の43.9%で、「好き/とても好き」の21.3%を大きく上回った。

 8月5日から6日にかけて、楽天リサーチに登録しているモニターの中から、全国の20代〜60代の男女を対象にインターネット調査を行った。

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