やっぱり“にわかカープ女子”は、批判されても仕方がないのか赤坂8丁目発 スポーツ246(2/4 ページ)

» 2016年09月23日 08時00分 公開
[臼北信行ITmedia]

カープ女子には「にわかファン」がたくさんいる

 この言葉を聞きながら「大人気ない発言だなあ」とは思いつつも、ひょっとしたら「カープ女子の中には“にわかファン”がたくさんいるのではないか」ということが気になった。実際、ファン歴の長い鯉党、あるいはカープにそれほど興味がなくてもイチャモンを付けている人が多い。

 ネット上で“にわかカープ女子”を疑われている芸能人が何人かいる。例えば、女子フィギュアスケート選手で現在はタレントにもなっている浅田舞だ。

 愛知県名古屋市出身の彼女は五輪メダリストで人気選手の妹・真央とともに地元球団・中日ドラゴンズのファンであることを公言。2006年には真央と、そして2013年には単独でナゴヤドームの始球式に招待され、マウンドにも立っていた。2014年のレギュラーシーズン中には中日の球団公式パフォーマンスチーム「チアドラゴンズ」に1日限定で加入し、他のメンバーたちと本拠地試合において華麗で艶やかな応援も披露した経歴がある。

 ところが、それからわずか2年後のシーズン。彼女は今年の6月ごろから自身のTwitter上でカープを応援している主旨のコメントをたびたび投稿するようになった。そのころはカープがちょうど首位の座をキープし、連勝街道を走り始めたタイミング。しかもカープV翌日の9月11日にフジテレビ系列で放送されたスポーツ番組内では、広島・新井からメッセージをもらって嬉し涙を流すシーンまで見られた。

 浅田舞の言動に対し、ネット上で次のようなコメントがあった。「誰がどう考えても、世の中のカープ女子ブームに便乗しただけだ」「ここ数年Bクラスに沈む中日を見限ってカープ女子に鞍替えしたほうがこの先、名前が売れると判断したのだろう」

 彼女に対するネット上の書き込みには、ユーザーからの疑念が散見できた。しかしながら本人が特に弁明をしておらず、その真偽の程は定かではない。

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