インタビュー
» 2018年07月07日 09時00分 公開

土曜インタビュー劇場(得意ワザ公演):「お父さんバンク」ってなに? 1日限定のパパが注目されている (1/5)

得意ワザを持て余している人と、それを必要としている人をマッチングさせる「お父さんバンク」が広がりつつある。最大の特徴は、無料のプラットフォームであること。世の中には子育て支援サービスはたくさんあるのに、なぜこの仕組みが広がっているのだろうか。

[土肥義則,ITmedia]

 あなたの得意ワザは何ですか?

 このように聞かれて、即答できる人は少ないのでは。「うーん、なにかなあ。学生のころはギターを弾いていたけれども、最近は触っていないからなあ」「仕事でパソコンを使うけれど、それって得意ワザとは言えないよなあ」などと感じたかもしれない。

 得意ワザを持て余している人と、それを必要としている人をマッチングさせる「お父さんバンク」というサービスが広がりつつあるのだ。「なにそれ? 聞いたことがないよ」という人も多いと思うので、簡単に紹介しよう。

お父さんバンクカフェからの帰り道。お父さんと子どもたち(血縁関係なし)

 お父さんバンクには、特技をもった男性(女性もOK)が「お父さん図鑑」に登録していて、公式WebサイトやSNSなどを通じて「お助け」の依頼ができるという仕組み。例えば、子ども部屋に棚を置きたいけれど、自分はうまくつくることができない。そうしたケースで、DIYが得意なお父さんにお願いするといった感じだ。その際、料金は発生しない。つまり、登録している男性は完全ボランティアで、その日限りの“お父さん”として活動しているのだ。

 有料サービスではなくて、人と人を結びつけるだけ。既存の子育て支援サービスはたくさんあるのに、なぜこの仕組みが広がりつつあるのか。お父さんバンクの運営に携わっている義廣千秋さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

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