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» 2004年11月04日 16時52分 UPDATE

はてなが登録情報に住所記入を義務づけ、ユーザーに混乱が

はてなは1日、「登録情報の住所追加、正しい情報登録」と「利用規約改定版の公布」に基づき、全ユーザーへメール配信した。期間内に住所登録をしない場合、一時的にサービス利用ができなくなるという。

[ITmedia]

 Blogサービス「はてなダイアリー」を提供する「はてな」は、はてなの全ユーザーに対して、11月1日に2つの内容を伝達するためのお知らせメールを送信した。

 ひとつは、11月15日から施行するという「利用規約改定版の公布」であり、もうひとつは「登録情報の住所追加、正しい情報登録のお願い」。

 今回の実施は、これまで登録されている内容を正しいものに修正する狙いと共に、新たに「住所」欄を必須登録情報として加えるというもの。

 変更期間は2004年11月1日〜12月31日。なお、2005年1月1日の時点で住所登録がないユーザーは、登録情報変更ページで住所を登録するまで、サービスが利用できなくなるという。また、この時点で、全登録ユーザーの中からランダム抽出した150人に「はてなポイント付き住所確認はがき」を発送、対象者にはメールでも連絡される。

 このはがきに記載されたシリアルナンバーを専用ページに入力することで、300ポイントが追加されるが、この手続きを取らなかった場合(虚偽の登録をして届かなかった、はがきをなくしてしまったなど)は、一時的にはてなの全サービスが利用不可になるという。その際には、info@hatena.ne.jpに連絡する必要がある。

 今回の変更に関し、多くのユーザーから反発が起きている。

 特に、住所記入を必須とする理由として、最初にキャンペーンやポイントプレゼントなどというのがうたわれたことにもあるようだ。また、サイト内のセキュリティに不備があり、登録変更画面で住所を入力する画面で非SSLモードになっていた点も指摘されていたが、これに関しては指摘を受けて改善したとのこと。

 これらの批判を受けて、3日の「はてなダイアリー日記」には、「はてなへの住所登録の背景について」とした経緯が公表されている。

 その内容は、ユーザー増加に伴い、他人の権利を侵害するような内容の日記が散見されるようになったとのこと。さらに10月から公開した「はてなフィトライフ」上で掲載画像にテレビ局などから「著作権の侵害だ」という問い合わせが寄せられているのが実情という。

 これらの波紋はサービス開始時にもあらかじめ予測できたことであり、フォトライフでの著作権侵害も日記で既に行っていたユーザーも多い。フォトライフサービスによって表面化したともいえる。サービス開始以来、これまで飛躍的にユーザーを伸ばして成長してきたはてなだが、今回のことにより、今後どうなっていくのかが注目される。

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