ネットマークス、H.264によるVOD/テレビ電話サービスを開始

ネットマークスは、家庭内のテレビモニタを利用した映像配信+テレビ電話のVODサービスを2007年3月より開始する。

» 2006年12月04日 15時46分 公開
[ITmedia]

 ネットマークスは12月4日、家庭内のテレビを利用するビデオオンデマンド(VOD)サービスを開始すると発表した。サービスは、H.264方式によるテレビ向けVODとテレビ電話を組み合わせたサービスとなり、2007年3月より開始される。

 ネットマークスによるVODサービスは、家庭内にセットトップボックス(STB)を設置、同社が運営するデータセンターのサーバと接続することで、既存のテレビモニタを通じて映像コンテンツや4拠点同時通話が可能なテレビ電話を利用することができるというもの。映像配信には高圧縮映像符号化による高品質な映像伝送を行えるH.264を採用する。

 STBなどのシステム開発ではNEC、市場/サービス開発ではISPのベンディアムがそれぞれパートナーとして協力する。

 ネットマークスでは、2005年10月よりホテルやマンションなどを対象にVODシステムの販売を開始。ISPとの協業でSTBを利用するVODサービスも展開しているが、H.264方式によるVODとテレビ電話のマルチサービス展開は国内初だという。ネットマークスは同事業による2007年度の売り上げとして10億円を見込む。

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