全28基の観覧車内で、娯楽放送や緊急情報などが得られるようになった。
データクラフトジャパンは6月30日、世界最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」に、無線LANなどの設備を導入したと発表した。
同社は無線スイッチとアクセスポイントを導入。乗客は、最大784人を収容する全28基の観覧車内で、娯楽放送や緊急情報を得られるようになった。
シンガポール・フライヤーは、3階建ての駅舎に建てられた全長165メートルの観覧車。都心やインドネシアのバタム島、ビンタン島などの45キロメートル四方が一望できる。4月15日に稼働を開始した。
今後は、デジタルサイネージ(電子看板)などのサービスの導入を目指すという。
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