静岡銀行、融資業務の支援システムを刷新フューチャーアーキテクトが構築

静岡銀行は融資の業務を自動化するシステムを、フューチャーアーキテクトと共同で構築した。事務作業の負担を軽減する狙いがある。

» 2008年09月09日 20時49分 公開
[ITmedia]

 静岡銀行は、本部と全国の約180拠点において、融資関連の業務を自動化するシステムを刷新した。システム構築のコンサルティングと実装はフューチャーアーキテクトが担当した。2007年の春ごろにシステムの構築を開始し、2008年8月より稼働している。

 システムの刷新により、手書きで行っていた案件受付や審査、契約、実行、事後管理といった一連の融資業務をデータで入力できるようにした。協議書と契約書の突き合わせ検査などの事務処理にかかわるコストを削減できたという。また、新システムには業務のやり方や流れを、作業者にリアルタイムで解説する機能を搭載しているため、入行して間もない職員でも業務を容易に行えるようになった。

 新システムでは20以上の金融関連システムと連携し、分散していた融資関連のデータベースを統合した。必要なときに情報を活用できるようになったため、情報の活用による営業力の強化や、報告業務の事務作業負担の軽減などを目指すとしている。

過去のニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ