医学書院、会計/原価管理のシステム連携でデータの二重入力を排除転記ミスも回避

医学系出版社の医学書院は、総務部経理課に会計システム「ZeeM 会計」を導入し、原価管理システムとの連携を図った。データの二重入力や転記ミスを減らせるようになった。

» 2009年01月13日 16時28分 公開
[ITmedia]

 医学系図書の出版社である医学書院は、同社の総務部経理課に新たな会計システムを導入し、2008年7月に稼働を開始した。システムを提供したクレオが1月13日に発表した。

 同社は2001年に導入したクレオの会計システム「CBMS 会計」から「ZeeM 会計」に移行した。経理部門の作業負荷の削減を目指し、Excelへのデータの移行や直感的な操作ができる点を評価した。

 ZeeM 会計の導入で会計システムと原価管理システムを統合し、起票したデータ項目をそのまま経理部門で活用できる環境を整えた。単独の会計システムとして稼働していたCBMS 会計では、起票者が伝票のデータ項目を設定できなかったため、会計システムと異なる原価管理システムにデータの内容を再入力しており、データの二重入力や転記ミスが起こっていた。

 医学書院は今後、人事給与システム「ZeeM 人事給与」を導入し、ZeeM 会計との連携を図るとしている。

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