Mozilla Labs、Firefoxの次世代アドオンプロジェクト「Jetpack」発表アドオンのインストールがより便利に

Jetpackで開発したアドオンは、インストール後にFirefoxを再起動せずにそのまま使えるようになる。

» 2009年05月21日 12時24分 公開
[ITmedia]

 米Mozilla Corporationの研究部門Mozilla Labsは5月20日、Firefox向け次世代アドオンプラットフォーム「Jetpack」を発表し、専用ページを立ち上げた。

jetpack

 現在のFirefoxのアドオンは、インストール後にFirefoxを再起動しないと使えないが、Jetpack APIで作成したアドオンでは再起動が不要になるという。

 Jetpack APIのバージョン0.1では、ステータスバー、タブ、アニメーションなどをサポートし、Twitterなど外部のAPI、AjaxライブラリのjQueryをサポートする。また開発にはWebベースのプログラミング環境「Bespin」を利用でき、オープンソースのデバッグツール「Firebug」でのデバッグが可能。

 公式ブログでは、このプロジェクトはまだプロトタイプの段階で、開発者やテスターからのフィードバックを目的とした公開であるとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ