Google、サイト高速化支援技術「Page Speed」を公開Firebugと連係

Firefoxアドオンとして公開された「Page Speed」は、サイト内のJavaScriptや画像などの問題を解析し、表示速度のアップを支援してくれる。

» 2009年06月05日 15時58分 公開
[ITmedia]

 米Googleは6月4日、サイト高速化支援技術「Page Speed」をオープンソースのFirefoxアドオンとして公開した。Windows版、Mac版、Linux版がGoogle Codeのサイトからダウンロードできる。

 Page SpeedはGoogleが同社のWebサイトの表示速度向上のためにここ数年社内で使っているツール。オープンソースのFirefoxアドオン式デバッグツール「Firebug」と連係して機能する。指定したサイトを解析し、表示スピードを上げるための提案を表示する。例えば画像サイズを自動的に最適化したり、実際にはページ表示に使われないにもかかわらず読み込まれるJavaScriptやCSSなどの問題を確認する。

 Page Speedを使うには、FirefoxでFirebugを起動し、追加されている「Page Speed」タブを選択。解析したいサイトに行き、「Analyze Performance」をクリックすると解析が始まる。「Done」と表示されたら「Analyze Performance」をクリックすると、結果が表示される。

pagespeed

 結果は問題の重要度でソートされており、各項目をクリックすると詳しい説明を読むことができる。

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