織姫、彦星も登場?――サイボウズ、メールワイズ 4を発売

サイボウズは「メールワイズ 4」を7月27日に発売した。

» 2009年07月27日 22時10分 公開
[ITmedia]

 サイボウズは7月27日、「メールワイズ 4」を本日から発売すると発表。報道陣に対し説明を行った。

 業務メールは一般的に、個人アドレスを主とし運用される場合が多いが、それではコミュニケーション内容が可視化されず、二重対応や対応漏れといった事態につながる。これがサービスレベルの低下を招くことになる。サイボウズの青野慶久社長は「極端に言えば、メールはグループウェア化すべき。具体的には個人のアドレスは代表のアドレスに置き換えが進む」と指摘する。

 そのためメールワイズでは、メールをサーバで一元管理し、CCやメーリングリストで分散させない形で共有を図る。メール窓口の担当者が複数いる場合でも、テンプレート機能を利用したり、他者のチェックを受けたりすることによって、品質を保った対応が可能になるという。この機能が評価され、(当初のメールワイズの想定利用形態であった)社内問い合わせ業務での導入にとどまらず、営業部や、人事部、マーケティング部、コールセンターなどでの導入も目立つと紹介された。「今や顧客対応の最前線は、対面でも電話でもなく、メールだ。受付やコンタクトセンターへ投資するなら、併せてメールシステムへの投資も検討して欲しい」(サイボウズ 野水克也 マーケティング部長)

 なおメールワイズ 4は、割引価格で購入できる「ニッポン復活キャンペーン」の対象商品。これらの活動を通じ、1年間で1000件の新規導入/ライセンス継続(メールワイズはサブスクリプションでの購入となる)を図るという。

サイボウズ記者会見の恒例ともいえる出し物。今回は時節柄、メールの「送り手」と「受け手」を織姫と彦星になぞらえ、天の川で出会うという趣向で行われた。間を取り持つのはもちろん青野社長である―― サイボウズ記者会見の恒例ともいえる出し物。今回は時節柄、メールの「送り手」と「受け手」を織姫と彦星になぞらえ、天の川で出会うという趣向で行われた。間を取り持つのはもちろん青野社長である――

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