開発者の30%は既にクラウド向けのソフトウェアを開発中であるという。
米調査会社のEvans Dataは8月4日、開発者のクラウド利用状況に関する調査結果を発表した。開発者500人を対象として行われたこの調査によると、48.9%の開発者は2010年にプライベートクラウド内にソフトウェアを導入する予定であることが明らかになった。29.7%は現在導入用ソフトウェアを開発中で、残りの19.2%は向こう12カ月のうちに着手する予定という。
回答者の48%がクラウドでの開発に最も適した言語としてJavaを上げており、次点はC#だった。Amazonのパブリッククラウドサービスを利用している開発者のうち、約半数はクリティカルなビジネスアプリケーションではなく、試験的な使い方をしていることが分かった。
また開発者の4分の3は、パブリッククラウドにアプリケーションを導入した場合、そのデータは従来のオンサイトのストレージあるいはプライベートクラウドなど、パブリッククラウド以外のサイトにバックアップするべきだと考えていることが明らかになった。
同社が2008年秋に行った調査では、クラウドサービスを利用していると答えた開発者は10%以下だった。
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