Googleが2005年にMicrosoftから引き抜いた中国法人社長が退任し、中国で起業すると発表した。
米Googleの中国法人社長であるカイ−フー・リー氏が9月4日、9月中旬に同職を退くことを明らかにした。退任後、中国でベンチャー企業を立ち上げるという。
リー氏は2005年に米MicrosoftからGoogle入りし、中国のBaiduが圧倒的シェアを誇る中国検索市場で、同社のシェアを3年間で16.1%から31.0%に拡大させた。
カーネギーメロン大学のコンピュータ科学の博士号を持つ同氏は、米Apple、米SGIを経て1998年〜2005年はMicrosoftで幹部を務めた。同氏は中国の技術系学生の育成に力を入れており、独自のサイト「www.5xue.com」を運営しているほか、学生向けの書籍を出版している。
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