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» 2009年10月01日 16時41分 公開

Mozilla幹部ら、IEプラグイン「Google Chrome Frame」に反対

Googleが公開したInternet Explorer内で自社ブラウザを動かすプラグイン「Google Chrome Frame」に対し、Mozillaの幹部が議論に加わった。機能を無効にする、混乱を招くなどと懸念を示している。

[末岡洋子,SourceForge.JP Magazine]
SourceForge.JP Magazine

 米Googleが9月22日に公開した「Google Chrome Frame」に対し、Mozillaの幹部が議論に加わった。機能を無効にする、混乱を招くなどと懸念を示している。

 Chrome FrameはInternet Explorer(IE)内で自社ブラウザを動かすプラグイン。これによってIEで「Google Chrome」のレンダリングエンジンを利用できる。IEはHTML5など標準への対応が遅れており、このようなプラグインは開発者とユーザーの両方にメリットをもたらす、とGoogleは説明している。

 一方Mozillaの開発担当副社長マイク・シェーバー氏とMozilla Foundation会長のミッチェル・ベーカー氏の両氏は9月28日、それぞれのブログでChrome Frameに関する見解を表明した。両氏はともに、シェア最大のIEが最新標準に対応していないという点を認めながら、Chrome Frameについて否定的なコメントをしている。

 シェーバー氏は、「ブラウザアプリケーションの機能を無効にしたり、効果を落とす」とし、具体的な例としてプライベートモードやそのほかのセキュリティ機能などを挙げている。そして、開発者はChrome Frameという手法ではなく、「ユーザーにChromeを推奨し、インストール方法を教示する方が、ユーザーが代替ブラウザの利点を理解できる」と述べている。

 ベーカー氏も同様に、ユーザーが管理できなくなることを挙げるとともに、ブラウザ内のブラウザが多数存在した場合は分断化が起こり、混乱を招くと警告する。

 Chrome Frameについては、Microsoftもセキュリティを理由にGoogleの動きを非難している。

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