富士通、「館林システムセンター新棟」を開設

富士通は群馬県に「館林システムセンター新棟」を開設したと発表した。アウトソーシングやクラウドコンピューティング関連のサービスを提供する基盤を拡充した。

» 2009年11月24日 20時09分 公開
[ITmedia]

 富士通はこのほど、群馬県館林市にあるデータセンターを拡張し、「館林システムセンター新棟」を開設したと発表した。アウトソーシングクラウドコンピューティング関連のサービスを提供する基盤の拡充が狙い。

 アウトソーシング事業の拡大を狙い、群馬県の館林に免震構造のデータセンターの新棟を開設。延床面積は約2万3000平方メートルで5階建て(地下1階もある)。サーバやストレージを設置する部屋は床荷重1.2トン、天井高3000ミリ、床下820ミリ。ラック当たりの最大電力供給量は20KVA。

 約1000台のサーバで構成されるサーバファームを設置し、順次拡張していく。クラウドコンピューティング関連のサービス提供に注力する考えだ。

 富士通は1995年に館林システムセンターを開設し、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)、各種業務を代行するBPO(業務プロセスアウトソーシング)サービスなどを提供してきた。14年間無停止稼働を続けており、この運用体制を新センターでも取り入れていく。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ