キヤノンマーケティングジャパンは約1万9000人が使う社内SNSの運用を11月に開始した。所属部署や勤務地にとらわれずに社員同士が情報を共有できる基盤を構築した。
キヤノンマーケティングジャパンは社内SNSを構築し、11月に運用を開始した。SNS構築のパッケージソフトを提供したBeat Communicationが12月22日に発表した。
同社のグループ企業の社員約1万9000人が使う社内SNS「FrontlineCommunity」を構築し、11月6日から運用している。採用したパッケージソフトは「Beat Office」。Q&A、コミュニティーの作成、メッセージの送受信といったSNSに必要な機能をそなえる。社員同士の相談や意見交換、人脈作りなどに社内SNSを生かしていく。
同社は、社内報やポータルサイト経由で経営戦略などの情報を共有していた。それとは別に社員全員が持つ業務知識やノウハウを集める場所を必要とし、所属部署や勤務地にとらわれずに情報共有ができる基盤の構築を目指していた。
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