Google、「Google Docs」のドキュメント共有機能を簡易化

Google Docsのドキュメントに「Share」ボタンが設置され、これまでより簡単に共有の設定ができるようになった。

» 2010年06月18日 08時14分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは6月17日(現地時間)、オンラインオフィススイート「Google Docs」のドキュメント共有機能を更新したと発表した。ドキュメントを共同で編集するメンバーの設定が従来より簡単にできるようになったという。新機能は段階的に更新し、向こう1週間で全ユーザーが使えるようになる見込み。

 各ドキュメントの共有レベルを「Private」「Anyone with the link」「Public on the web」の3つのレベルから選択できるようになった。初期設定では非公開のPrivateになっている。Anyone with the linkは共有設定した相手にのみ公開、Public on the webはWeb上に公開する。Anyone with the linkにした場合は、各ドキュメントに新設された「Share」ボタンをクリックして表示されるウィンドウで共有するメンバーを追加する。Web上に公開した場合は、Googleが自動的にインデックスするので、一般の検索結果に表示されるようになる。

docs1

 また、共有状態を確認する機能が改善された。上記のShareボタンはドキュメントの一覧でも各タイトルの隣に表示され、クリックして表示されるウィンドウで共有状態の確認と変更ができる。共有を設定する画面も、これまで3つのタブに分かれていたユーザーインタフェースを1つにまとめた。さらに、ドキュメントの一覧で複数のドキュメントを選択して一括で共有設定を変更できるようになった。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ