メガネ専門チェーンの三城、iPadを約1000店舗に導入導入事例

「メガネの三城」や「パリミキ」を展開する三城ホールディングスは、IIJの支援を得て全国約1000店舗にAppleのiPadを導入する。

» 2011年04月12日 12時32分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 メガネ専門チェーンの三城ホールディングスは、「メガネの三城」や「パリミキ」のブランドで展開する全国約1000店舗に米AppleのiPadを導入する。導入支援を手掛けるインターネットイニシアティブ(IIJ)が4月12日付で発表した。

 三城は、若年層の顧客を取り込むための店舗サービスの一環として、iPadを利用したアプリケーションやコンテンツの開発を独自に進めてきたという。今回は顧客の顔写真やイラストとフレームの画像を合わせて、仮想的に眼鏡を試着できるアプリケーションを開発。そのアプリケーションを展開する端末としてiPadを採用した。

 なおiPad導入によって、セキュリティの観点から既存の店舗ネットワーク環境とは別にiPad専用のインターネット接続環境を用意する必要があり、店舗に設置したiPadの紛失・盗難などのセキュリティ対策も課題になった。ネットワーク環境は、IIJの高速モバイルデータ通信サービス「IIJモバイル」やモバイルアクセスルータ製品を導入して、店舗内に無線LAN環境を構築。セキュリティ対策では、端末を遠隔管理できる「IIJ Smart Mobile Manager」を利用して、端末のロックやデータ消去を遠隔操作でできるようにした。

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