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» 2011年06月14日 16時08分 公開

EMCジャパン、ITのBCP強化を支援するサービスを発表

EMCジャパンは、IT機器の事業継続性を強化する施策を短期間で導入できるようにするための調査サービスを提供する。

[國谷武史,ITmedia]

 EMCジャパンは6月14日、IT機器に関する事業継続性の強化に必要な施策を短期間で導入するのを支援する「IT-BCPアセスメントサービス」を発表した。6月中に提供を開始するとしている。

 新サービスは、事業継続計画(BCP)の観点からITシステムを災害後すぐに再開すべきシステム(BCP Tier1)と、それ以外のシステム(BCP Tier2)に分け、BCP Tier1が確実に復旧・再稼働できるBCPの構築を支援するもの。

 まず現在の環境を調査し、インフラ構成やアプリケーションマップの作成と、業務システムとデータの相互依存関係といった状況について評価を行う。さらに、災害対策方法やバックアップ方式の検討、追加コストの算出、投資対効果の分析など通じてロードマップを策定し、最短3カ月程度で報告書を提出する。それを基にBCP強化に必要な施策を実装するかどうか利用企業が判断する。

IT-BCPアセスメントサービスの内容

 同社によれば、BCPの強化では既存環境の最適化を同時並行で進めることで、そこで削減できたコストをBCPの投資に振り向けられ、全体としてのコスト規模を変えることなくBCPの強化を図ることができるという。

 マーケティングプログラム本部の若松信康氏によると、東日本大震災では発生以前に策定されていたBCPがうまく機能しないケースが見受けられたという。組織内での意思決定が遅れるケースや、複雑化したITシステムを当初の手順通りに再開できないなど運用上の不手際が主な要因となった。

 BCPを機能させるためには、まず既存環境の見直しを図り、可能な投資規模に応じて計画に沿う環境に最適化していくことが重要だと若松氏はアドバスしている。

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