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» 2011年09月22日 12時51分 UPDATE

シマンテックがストレージ管理「Veritas」次期版を“予告”

ストレージの最適化や運用管理の平準化を目指したというVeritasの新バージョンを年内に投入するという。

[國谷武史,ITmedia]

 シマンテックは、ストレージ管理製品の最新バージョンとなる「Veritas Storage Foundation 6.0」を2011年中に発売する。ハードウェアメーカー非依存を特徴に、企業などで取り扱うデータの増加に対応できる手段を提供するという。

symantec01.jpg 星野隆義氏

 新バージョンの投入は、同社が行ったメディア向け技術説明会で明らかにしたもの。ストレージ関連製品を担当するシステムエンジニアリング本部の星野隆義 技術部長は、「提案資料や動画といった“非構造化データ”と呼ばれるデータが今後数年で飛躍的に増加するとみられ、ストレージをより良く利用することが求められるようになる」と市場動向を説明した。

 同氏によれば、ユーザー企業はVeritas Storage Foundationによるファイルシステムを導入することで、特定のハードウェア環境に左右されず、異種混在環境において一元的で効率的な運用管理の仕組みを構築できると。ユーザー事例として星野氏は、パナソニック電工でのバックアップシステムの統合を紹介。AIXとSolarisの2系統に分かれていたバックアップシステム群をVeritas Storage Foundationで統合し、システムに関わるコストを半減させたという。

 Veritas Storage Foundation 6.0では、このファイルシステムにデータの圧縮と重複排除機能を統合するほか、物理や仮想の環境、また、複数種類のOSやストレージに共通した操作性を実現するという管理機能などを搭載する。

 データの圧縮と重複排除の機能は、バックアップやアーカイブなどで利用される場合が多いが、Veritas Storage Foundation 6.0では圧縮や重複排除をきめ細かく実行することで、ストレージをより節約して利用できるようになるとしている。操作性の改善も、異種混在環境における使い勝手の良さという同製品の特徴をさらに向上させるものだという。

symantec02.jpg Veritas Storage Foundationと利用したストレージ管理の一元化のイメージ

 なお、Veritas Storage Foundation 6.0の正式な発売日は調整中とのこと。ストレージ製品市場では、企業でのデータ量の増加に対する主力ベンダーの製品やサービスの訴求が活発化している。

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