2011年の市場規模は26億1700万円規模だったという。
IDC Japanは7月17日、国内モバイルデバイス管理(MDM=Mobile Device Management)およびモバイルセキュリティ市場に関する調査結果と予測を発表した。
それによると、2011年のMDM/モバイルセキュリティ市場の企業ユーザー支出額は26億1700万円と推定。2016年までに年間平均51.5%で成長し、2016年には208億8500万円になると予測する。2011年はパイロット利用にとどまったが、2012年以降はモバイルデバイスの出荷成長とともにMDM市場も拡大するとみている。2013年以降には高度なMDM管理機能を持つソフトウェア/サービスの利用率が高くなるという。
調査では国内企業1056社にMDM/モバイルセキュリティ利用動向も調べた。その結果、会社支給で従業員にスマートフォンを貸与している企業は20.7%、メディアタブレットは10.8%で、携帯電話を貸与している企業の68.4%と比べて低いことが分かった。これら企業の40%以上はデバイス管理をしていなかったという。
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