JTBグループ、3000台のPCの情報漏えい対策を統合導入事例

JTB情報システムは、JTBグループ25社のPCの情報漏えい対策と資産管理にソリトンシステムズのクラウドサービスを導入した。

» 2012年09月03日 18時50分 公開
[ITmedia]

 ソリトンシステムズは9月3日、JTBグループ25社で使用する3000台のPCに、情報漏えい対策と資産管理のクラウドサービス「OnDemandシリーズ」の提供を開始したと発表した。

 OnDemandシリーズは、PCのログ管理や資産管理、USB機器の制御といったPCのセキュリティ管理に必要な機能を提供するサービス。JTBグループでは旅行業務などで膨大な量の個人情報や機密情報を取り扱っており、その利用をグループ内規定で定めているが、グループ各社では対応にばらつきがあったという。グループ全体で統一的なガバナンスを実現するために、JTB情報システムが同サービスの採用を決定した。

 採用理由は、(1)企業規模を問わず導入でき、初期導入コストや運用コストを極力抑えられる、(2)専任のセキュリティ管理者がいなくても導入でき、運用後の負担もかからない、(3)PC操作ログの取得、USBメモリ制御、資産管理機能など必要な機能を備えている、(4)ルール違反のPC操作を検知して管理者にアラートを通知する、(5)インターネット経由でログ情報を収集し、専用ネットワークに入っていないPCも管理できる――といった点という。

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