既設のデジタルサイネージを活用し、企業や行政の広告、情報コンテンツを配信する。
NECは10月6日、企業や行政の広告および情報コンテンツを既設のデジタルサイネージへ配信する「FineChannel」サービスを開始した。サービスの第一弾では金融機関のデジタルサイネージにコンテンツを配信できるようにしている。
同サービスではNECが、デジタルサイネージ設備と保有する媒体社(ロケーションオーナー)と広告主やコンテンツプロバイダーの仲介も担う。広告主やコンテンツプロバイダーは個別のロケーションオーナーと交渉や契約などを行う手間がなく、ロケーションオーナーは地域の企業や地方公共団体の広告を扱うことで地域の活性化に貢献しつつ、広告配信料の一部を得られるようになる。
サービスの第一弾として、既に千葉銀行や足利銀行などの店舗にあるデジタルサイネージに、広告や情報コンテンツの配信が始まっている。
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