楽天銀行、情報漏えい対策のDLPを導入

シマンテックのDLPを導入し、機密情報の所在を把握できるようにしたという。

» 2013年03月29日 12時34分 公開
[ITmedia]

 楽天銀行が機密情報の漏えい対策として「Data Loss Prevention(DLP)」システムを導入した。これを支援したシマンテックが3月29日に発表した。

 それによると、楽天銀行では以前から試験的にログ管理ソリューションを導入。だが、アクセスログをリアルタイムで解析できず、不正アクセスを即座に検知できないことや、監視対象のコンピュータの情報を正確に登録する必要があり、監視対象から外れたコンピュータへの不正アクセスの発見が遅れる可能性があったという。

 このため、コンテンツベースで情報漏えい対策を行うシマンテックのDLPを導入。Symantec DLP Network DiscoverとSymantec DLP Data Insightを利用し、データの保管場所にかかわらず、機密データの検出や監視、情報の利用状況の分析、監査レポートの作成などを迅速にできるようにしたという。

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