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» 2013年04月10日 19時59分 UPDATE

富士通、製品・サービス群を8つのコンセプトで体系化

富士通が、製品やサービス群を8つのコンセプトで体系化する新ビジョン「Fujitsu Technology Service Vision」を発表。今後はそれに基づき新製品や新サービスを開発、提供していく。

[本宮学,ITmedia]
photo 富士通の佐相秀幸氏

 富士通は4月10日、製品やサービス群を体系化する新ビジョン「Fujitsu Technology Service Vision」を発表した。同社の技術や商品などを整理することで「顧客に『富士通がもたらす価値はこれだ』としっかり示していく」(富士通の佐相秀幸 副社長 兼 マーケティング部門長)のが狙いという。

 新ビジョンは、企業のモバイル活用を支援する「モビリティーとエンパワーメント」、企業の既存システムに新たな製品・サービスを統合して価値を生み出す「インテグレーションによる価値創造」など8つのコンセプトで構成される。今後、それらに基づく新製品や新サービスを開発、提供していくという。各コンセプトの概要は以下の通り。

人が活動する場でのイノベーション実現

(1)インテグレーションによる価値創造

 顧客の既存ICTシステムに新たなテクノロジサービス(クラウド、モビリティ、ビッグデータなど)を統合し、システムの現代化(モダナイゼーション)と革新を連動させる。

(2)オンデマンド・エブリシング

 顧客の目的に柔軟に対応するクラウドサービスを、顧客の求めるタイミングで迅速に提供する。そうしたクラウドサービスをグローバルでも展開する。

(3)モビリティーとエンパワーメント

 ビジネス向けモバイルサービスプラットフォーム事業を展開。「人」中心のICTサービスでエンドユーザーの活動をサポートする。

ビジネス・社会を情報装備

(4)情報からの新たな価値

 ビッグデータ活用を支援するクラウドサービスと、オンプレミス向け分析ソフトウェアの両方を提供する。具体的には、ソーシャルメディア分析ツール「DataPlaza」などの提供を通じ、企業の情報活用を支援する。

(5)セキュリティとガバナンス

 情報セキュリティ、ガバナンス、プライバシー保護を総合的に支援するソリューションやサービスを提供する。

End-to-Endで全体最適化

(6)モダナイゼーションからイノベーションへ

 顧客の既存ICT資産の最適化を通じ、運用・保守コストの負担軽減と、革新的なICT環境を構築するための基盤作りを支援する。

(7)統合されたコンピューティング

 富士通の持つハードウェアおよびソフトウェア技術とインテグレーション・運用のノウハウを活用し、顧客の業務に最適化したコンピューティングシステムを提供する。具体的には、垂直統合型プラットフォーム「Dynamic Integrated Systems」を提供する。

(8)ネットワーク・ワイドな最適化

 コンピューティング、ネットワーク、モビリティ技術をSDN(Software Defined Networking)に基づき融合し、最適化されたICT基盤を提供する。


 同社の川妻庸男 執行役員常務 兼 マーケティング部門 副部門長は「ICTの発展や社会の潮流に合わせ、富士通グループのグローバルでの方向性を一致させる必要があった」と説明する。今後、新ビジョンに基づき社内の体制などを再編し、製品やサービスの開発に生かしていく考えだ。

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