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» 2014年07月10日 07時00分 UPDATE

arcserve事業責任者のクレスト氏に聞く:arcserveのサポートは変わらず、ロードマップは加速

「arcserve」ブランドの売却背景を責任者に聞いた。

[大津心,ITmedia]

 「1年間にわたってさまざまな可能性を検討し、CA Technologies(以下、CA)とのシナジー効果よりも、独立してキーエリアに集中した方が、より収益に貢献できると判断した。売却先も複数の候補を検討した結果、Marlin Equity Partnersになった」

 こう語るのは、米CAでarcserve部門の部門長を務めるマイク・クレスト(Michael Crest)氏。米CA Technologiesは現地時間の7月7日、「arcserve」ブランドで展開してきたデータ保護事業を、投資会社のMarlin Equity Partnersに分割譲渡することで合意したと発表した。今回は事業売却を受け緊急来日したクレスト氏に詳細を聞いた。

売却手続き完了後は新会社設立。サポートは維持し、ロードマップは加速

クレスト氏写真 米CA Technologies データマネジメント事業部 ジェネラル・マネージャ マイク・クレスト氏

 クレスト氏によると、売却手続きは7月末から8月上旬に完了する予定。その後、arcserve部門が独立した会社になる。現在、arcserve部門に属する社員、研究者、経営陣全員が新会社へ異動する予定だ。

 「売却手続きが完了後、速やかに米国、欧州、日本、南米など主要市場に法人を設立する。また、今回はサポート継続を重視しており、移行期間中も顧客とCA Technologyが“移行期間中のSLA”を締結するのでサポート体制が途切れることはない」(クレスト氏)

 同氏はまた、CAから独立することのメリットについて「いままで製品ロードマップにしても、CAが足かせになっていた部分があった。新会社ではarcserveに集中することで、ロードマップは確実に加速する。arcserveへの投資額も、CA時代よりMarlin売却後の方が明らかに増加する予定だ。そのような点で合意できたからこそ、売却先にMarlinを選んだ」と説明した。

 また、日本市場については「日本は非常に重要な市場だと認識している。大規模パートナーも多い。パートナーシップは当然、新会社でも継続していく。パートナーと先日発表した『CA arcserve Unified Data Protection(UDP)』を中心にシェアをさらに拡大させていきたい」と抱負を語った。

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