セキュリティ分野と情報管理分野に分社化するSymantecは、情報管理分野の新会社の名称を「Veritas Technologies」に決定した。
米Symantecは1月28日(現地時間)、分社化で設立する情報管理分野の新会社の名称を「Veritas Technologies Corporation」にすると発表した。
同社は2014年10月に、セキュリティ分野と情報管理分野の2つの会社に分割する方針を発表。情報管理分野の新会社は、Symantecから独立した株式公開企業として設立されるとしている。
新会社名に「Veritas」を採用したことについてSymantecのマイケル・ブラウン社長兼CEOは、「顧客やパートナー、従業員にとって大きな価値を発揮できる強固なブランドであり、新しい会社の社名に用いることが自然な選択であると判断した」と説明。Symantecは、2004年にストレージ管理ソフト企業の「Veritas Software」と合併し、その後も製品ブランドなどに「Veritas」の名称を採用していた。分社化で「Veritas」が再び社名として復活することになる。
Veritas Technologiesは、バックアップ/リカバリのソフトウェアやアプライアンス、ストレージ管理、クラスタ化、ディザスタリカバリ、アーカイブ、eディスカバリ(電子情報開示要求)のソリューションを提供する。
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