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» 2015年05月14日 13時00分 UPDATE

鹿島建設、業務効率を落とさずメール誤送信をゼロに

Office 365をグループ企業含めて2万ユーザー以上に導入した鹿島建設。軽微なメール誤送信さえも防ぐ「次なる対策」とは?

[ITmedia]

 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の報告によれば、2013年中に発生した個人情報の漏えい事故の原因トップ3は「誤操作(34.9%)」「管理ミス(32.3%)」「紛失・置忘れ(14.3%)」。誤操作や紛失などのヒューマンエラーには、教育とITの両面からの対策が鉄則だ。

 鹿島建設は、グループ企業も含めて約2万1000ユーザーを対象にOffice 365を導入し、メール環境を統一した。従業員に対してはメールの誤送信対策として「オートコンプリート機能に頼らない」「送信遅延機能を設定する」「ファイルを添付せず社内サーバに置く」といった基本対策を推奨していた。

 それでも軽微なメール誤送信の発生は防ぎきれていなかった。同社では、重大な事故が発生する前に「次なる対策」として、エアーのクライアント型誤送信対策ソフト「WISE Alert」を採用した。

 導入の大前提となったのは「業務効率を落とさないこと」だった。メール送信に至るまでの手順が複雑にならないこと、Outlookのメールヒントより目立つ警告が出ること、警告が形骸化しないようにポリシーを柔軟に変更できることを重視した。WISE AlertがOutlookのプラグインとして提供されることで、新たなインフラ投資が不要だったことも評価した。

 全社導入から2カ月、メール誤送信は1件も発生していないという。また、オートコンプリートの利用制限やファイル添付制限といった従来のルールを強制することなく目標とする運用レベルが確保できるようになったため、従業員の満足度も高いそうだ。

システム構築図 システム構築図(出典:エアー)

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