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» 2018年08月17日 15時30分 公開

薬剤師が“オンライン対面”で服薬指導――ブイキューブ、日本調剤の薬剤遠隔指導にWeb会議システムを提供

ブイキューブは、日本調剤が福岡市の国家戦略特別区域(特区)で実施する遠隔服薬指導の取り組みにクラウド型Web会議システム「V-CUBE ミーティング」を提供。薬剤師が患者とオンラインで“対面”しながら、医師の電子処方箋を基にした服薬指導を行う。

[金澤雅子,ITmedia]

 ブイキューブは2018年8月16日、日本調剤が福岡市の国家戦略特別区域(特区)で開始する薬剤の遠隔服薬指導の取り組みに、Web会議システム「V-CUBE ミーティング」を提供すると発表した。

 遠隔服薬指導は、国家戦略特区での医療分野における規制改革施策の一つとして実施されるもの。遠隔診療で医師から交付される特定処方箋(電子処方箋)を基に、特区内の薬局の薬剤師がテレビ電話などを通じて患者に服薬指導を行う。

 福岡市は、2018年6月14日の国家戦略特別区域諮問会議で、愛知県、兵庫県養父市と並んで遠隔服薬指導事業の実証地域として承認されている。今回、福岡市内の日本調剤の薬局4店舗が「福岡市国家戦略特別区域法を活用した遠隔服薬指導事業」の事業登録者として認可され、一定の要件を満たした患者に対して遠隔服薬指導を実施することになった。

Photo 遠隔服薬指導の実施イメージ

 日本調剤では今後、患者から同特例活用の希望があり次第、特定処方箋を交付する医師または歯科医師との連絡体制などを確認し、遠隔服薬指導を実施する。

 また、遠隔服薬指導実施後は、定期的に患者の状況を確認し、必要に応じてトレーシングレポートなどによって医療機関に情報を共有しながら、より良い医療の提供につなげることを目指す。

Photo 「V-CUBE ミーティング」の画面イメージ(出典:ブイキューブ「V-CUBEミーティング」

 ブイキューブのV-CUBE ミーティングは、遠隔服薬指導のコミュニケーションインフラとして活用する。

 V-CUBE ミーティングは、PC、スマートフォン、タブレットなどマルチデバイスに対応し、最大5拠点まで同時接続が可能なクラウド型Web会議サービス。将来的には、遠隔服薬指導だけでなく、多職種連携による遠隔診療への活用も視野に入れている。

 ブイキューブでは、安定した通信環境が必要とされる薬剤遠隔指導に、高画質、高音質、安定した接続性を特徴とするV-CUBE ミーティングを提供することで、新しい医療の在り方を支援するとしており、2018年6月には、愛知県の国家戦略特区特定区域でアインホールディングスが開始した同様の取り組みにもV-CUBE ミーティングを提供している。

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