W-ZERO3が量・質ともに拡大を目指す一方で、それを支えてきたW-SIMにもバリエーションが生まれてきた。高速通信技術W-OAM対応のW-SIMが登場し(12月11日の記事参照)、シンプル端末「9 (nine)」(12月7日の記事参照)も好調な滑り出しを見せている。
「9はシンプル路線ですが必要な機能は凝縮しています。W-ZERO3との2台持ち、使い分けがしやすい環境になってきましたね。他にもW-SIM対応端末は来年も増やしていきます。法人市場向けの端末計画も視野に入っています」(喜久川氏)
また、W-SIMはハギワラシスコム製のデータ通信カード「WS008HA」などにも広がっている(12月4日の記事参照)。こちらは最新のExpressCardに対応し、「(MacBook Proがある)Macユーザーには特に好評」(喜久川氏)だという。
W-SIMのラインアップは次第に増えてきており、“ファミリー”としても魅力的になっている。来年も引き続き、ハンドセット型、スマートフォン型、データカード型などがバランスよく増えていきそうだ。
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