「脱Excel」VS.「今こそExcel」

業務部門自らがレポート作成やデータを扱う「セルフサービスBI」が注目されて久しい今、彼らが仮説検証や施策立案に役立てる成功例が増えてきています。しかし、これは全てのビジネスユーザーが使えるツールではないのも事実。Excelのような「表計算ソフト」を活用して簡単な分析を行うユーザーもいますし、Excelのアドオンとして使えるセルフサービスBIも出ています。高度な分析を行えることが大切か、使い慣れたUIで分析できることが大切か――。本特集では、表計算ソフト「Excel」にも触れながら、セルフサービスBIの選定、導入の際に気を付けるべきポイントを解説します。

特集記事

プライベートDMPで新ビジネスを:

社内のデータを活用するため、約1年かけてプライベートDMPを構築したクレディセゾン。その裏にはセルフサービスBIの導入や、社内初のクラウド導入といったさまざまなチャレンジがあったという。

(2016年8月29日)
セルフサービスBIの「光と闇」(後編):

さまざまなツールがある中で、どのようにしてBIツールを選べばよいのか。ガートナーの堀内氏は、ツールだけで考えるのではなく、データ活用の体制と業務部門のコミュニケーションがそのカギを握ると話す。

(2016年8月24日)
セルフサービスBIの「光と闇」(前編):

企業のデータ活用において「セルフサービスBI」を導入するケースが増えてきているが、その成否は二分しているのが現状だ。その理由はどこにあるのか。今、あらためてBIを取り巻く環境をガートナーの堀内氏に解説してもらった。

(2016年7月28日)

「セルフサービスBI」の基礎知識

「セルフサービスBI」の基礎知識【前編】:

昨今、業務部門が情シスに頼らず、自らデータ分析やリポート作成を行う「セルフサービスBI」が注目されている。あらためて「セルフサービスBI」とは何か、そして導入時に気を付けるポイントは何かを専門家に聞いてみた。

(2015年8月24日)
「セルフサービスBI」の基礎知識【後編】:

業務部門から「セルフサービスBI」を導入してほしいと言われたときに、これまで使ってきた従来型のBIツールを捨て、セルフサービスBIに切り替えるべきか悩む企業は多いが、“二者択一”の問題ではなく、両者を並立させる使い分けが重要なのだという。

(2015年9月7日)
即席!3分で分かるITトレンド:

経営層と現場部門では、BIツールに求める要件は異なります。求めるデータが異なると分析手法も変わってきます。今回は、それぞれの特徴について解説します。

(2015年11月16日)
即席!3分で分かるITトレンド:

業務データを迅速に分析・活用する手法として注目されている「ビジネスインテリジェンス(BI)」は、何をどう知りたいときに使えるのだろうか。BIを活用する業務の場面を交えながら、分かりやすく解説します。

(2015年10月26日)
即席!3分で分かるITトレンド:

業務データを迅速に分析・活用する手法として注目されているビジネスインテリジェンス(BI:Business Intelligence)について、その歴史を踏まえつつ、活用法を整理してみよう。

(2015年10月19日)

関連記事

情シス“ニュータイプ“の時代:

データ分析が脚光を浴びる前からその可能性に注目し、着々と結果を出してきた大阪ガス。その立役者がデータサイエンティストの河本薫さんだ。なぜ、大阪ガスの分析チームは結果を出せるのか、社内で頼られる専門家チームになるためにどんな取り組みをしているのか――。同氏に聞いた。

(2016年7月27日)
情シス“ニュータイプ“の時代:

AIやIoTといった言葉がメディアを賑わし、こうしたトレンド技術をビジネスに生かそうと考える企業が増えている。大阪ガスのデータサイエンティスト、河本氏は、こんな時こそ技術畑で育ってビジネスも分かる人間が必要だと話す。

(2016年8月3日)
リクルートのセルフサービスBI導入記【前編】:

データ分析に「セルフサービスBI」を検討している企業は多いが、業務部門主導でデータ分析を行う文化を作るのは簡単なことではない。そこで「Tableau」でさまざまな成果を上げているリクルートライフスタイルに、導入のポイントやツールの活用方法を聞いてみた。

(2015年10月5日)
リクルートのセルフサービスBI導入記【後編】:

「セルフサービスBI」をビジネスの現場に浸透させるにはどうすればいいか。「Tableau」の社内展開に成功したリクルートライフスタイルが取った方法は、社内に次々とエバンジェリストを作るというものだった。

(2015年10月13日)
“データドリブン”が新たな産業革命を生む:

誰もが自らデータ分析を行える「セルフサービスBI」。ツールや導入企業の数は増える一方だが、誰もが簡単にデータを分析できるようになると、企業のビジネスや私たちの生活はどうなるのだろうか。

(2015年11月24日)
「君らはいらない」と言われたあの日から:

リコーがITによる経営・業務革新のための新組織「経営革新本部」を発足し、部門を横断したBIと情報活用の強化を急速に進めている。この背景に、このままでは必要とされなくなるというIT部門の強い危機感があった。

(2015年7月27日)
Weekly Memo:

日本マイクロソフトがビッグデータ活用の促進に向け、無料のBIソフトとクラウドを組み合わせたサービスを発表した。この分野の新たなビジネスモデルになるかもしれない

(2015年4月27日)

「スカパー!」のカスタマーセンターに、セルフサービス型BIツール「Qlik Sense」が導入。オペレーターを指揮するスーパーバイザーがサービス向上に使う。

(2015年4月30日)

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