小島監督とデニス氏が競演！　GCメタルギア最新映像も

　この冬ゲームキューブで発売が予定されているゲームキューブ用タイトル「メタルギアソリッド ツインスネーク」。

　コナミブースでは，この「メタルギア」最新作のステージイベントが催された。

　本邦初公開となるGC版「メタルギア」の映像をひと目見ようと大勢のファンがステージ前に詰めかける中，まず“監督”こと小島秀雄氏が登場。

　待望の最新映像を披露して会場のファンを魅了していた。

　今回公開された映像は，オセロットの腕を切り落としたサイボーグ忍者がスネークとの戦いを繰り広げるシーン。

　映画監督の北村龍平氏が手がけたというデモシーンは，小島監督自身が絶賛するほどのデキ。

　小島監督が「僕は北村さんのファンなので，安心してすべてをお任せできました」というだけのことはある圧巻のシーンの連続だった。

　この映像のお披露目に続いて，同タイトルの開発を手がけているシリコンナイツ社のデニス・ダイアック氏がスペシャルゲストとして登壇。小島監督と開発中の新作についてトークに花を咲かせた。

　小島氏は「GCでメタルギアを出すにあたって，僕はGCでの開発経験がなかった。

　どうしたらいいかと“師匠”に相談したところ，デニス氏率いるシリコンナイツを紹介してもらった」と，開発に至るまでの経緯について語ると，デニス氏も「私もメタルギアの大ファンだった」と応じて，トークは終始なごやかなムードで進んだ。

　そして最後に，その小島氏の“師匠”こと任天堂の宮本茂氏からのビデオレターも紹介された。

　この中で宮本氏は「完成度の高さを見て，救われた思いがします。デニス氏は作家性の強いクリエイターなので，小島氏と一緒に仕事をするとどうなるのかなと思ってたんです。

　E3以降，非常にいい具合に仕上がってますので期待していてください」と，2人の作品をたたえるメッセージを披露。これを聞いた小島監督からは「照れますね（笑）」という，素直な感想も漏れていたぞ。

　なお，現在のところ開発は順調で，来年2004年の早い時期には発売できそうだといううれしい報告も。

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