iモードもアツイ! NTTドコモに中裕司氏登場

　サービス開始から4年半で3900万契約を超えたiモード。今回NTTドコモブースでは，iモード最新機種である505iを中心にiモードならではのゲームの世界を紹介していた。

　その中で，セガ常務執行役員開発本部長にしてソニックチーム代表取締役社長の中裕司氏と，iモード成功の陰の立役者のひとりで，現在はドコモ・ドットコムでiモードコンテンツをナビゲートする栗田穣崇氏によるスペシャル対談があった。

　ソニックチームはiモード向けに数多くのゲームを配信しており，栗田から「どうしてそこまで積極的なんですか？」と質問。

　それに対して中氏は「最近，だれに会っても『最近ゲームが下火になってきたのは携帯電話にお客を取られているからだ』と言う。だったらウチで携帯電話にゲームを供給してみてはと思ったから」とコメント。

　そして，「今のゲームは完全に分業制で作っているけど，iアプリのゲームは容量が少ないからほとんど1人で作る。面白くないと思ったら1人で作り直せるから，ゲーム制作の入門にとても最適だ」と開発畑出身ならではのコメントも。

　最後には「携帯電話は手軽にネットワークに参加できる魅力と可能性がある。iアプリやｉモードのようなダウンロードコンテンツもいいけど，いつかネットワークを生かしたゲームを作ってみたい。

　今はパケット料などを気にしないといけないので，いつかは常時接続可能な固定料金を導入してほしい。そうすればオンラインゲームなども作れるのに」と，iモードやNTTドコモへの注文も飛び出した。

　また，会場には先日発表のあったFOMAの「ドラクエ」「FF」もデモ出展されており，中氏も「全然知らなかった。もうデモが動いているなんて！」と，驚いていたぞ。

　ほかにもゲームメーカー数社によるゲーム紹介をはじめ，3日目のメインステージでは「ときメモ2」の声優イベントがあるなど内容は盛りだくさん！　NTTドコモは本気だ！

・TGS TOP INDEX
・TGS ニュース INDEX
・TGS スクリーンショット INDEX
・TGS ムービー INDEX
・TGS メーカー INDEX
・SOFTBANK GAMES INDEX